退職祝いに心のこもった色紙ギフトは定番ですよね。相手の方への思いが記された色紙はサプライズのプレゼントとして喜ばれるアイテムです。ただ、いざ色紙を前にすると「なんて書いたらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。今回は寄せ書きにぴったりのメッセージや人気の色紙をご紹介していきます。
１．色紙が退職祝いギフトに人気の理由は
一枚の色紙に多くの方からのメッセージを記してもらうことで、特別な一枚にすることができ、感謝の気持ちをそのまま伝えられるプレゼントとして多くの方に選ばれています。
世界に一枚しかないプレミアム感があるので、贈られた方の印象に残り大変喜ばれます。また送別会などの場で贈ることでサプライズを演出することもできます。
２．色紙の真ん中には何を書く？
①イラストを描く
退職する方の似顔絵や好きなもののイラストを描くのも人気です。手書きのタッチは受け取った方の心を和ませてくれることでしょう。
②写真を使う
一緒に撮った写真があるときは、色紙に貼り付けましょう。集合写真など大きめの写真なら中央に、小さいものは散りばめるように貼るとバランスがよくなります。
③キャッチフレーズ
「〇〇さんお疲れさまでした！」「〇〇さんありがとう!」などのキャッチフレーズを中央に大きく書くと、色紙全体が引き締まります。はっきりした色の太めのペンで書いて存在感を出しましょう。
３．おすすめ！人気の寄せ書き用色紙
①二つ折り色紙
二つ折りのシンプルで上品な色紙です。面積が十分に広いので、多くの方が余裕をもって書くことができます。上質でありながらも手頃な価格帯なので、予算をあまりかけられない方にもおすすめです。
②寄せ書き帳
バインダー状の寄せ書き帳で、一人あたり二つ折りのシートにたっぷり記入でき、他の人にメッセージを見られる心配がありません。お世話になった方に思い出や感謝の気持ちをたくさん伝えたいのに、カードが小さすぎて書けない、といったこともありません。写真を貼ることもできますし、追加用のリフィルもあり、人数が増えても対応できます。
③シール付き寄せ書き
見た目は一般的な色紙のようなのですが、メッセージを個別に書くことができるシール付きの色紙です。色紙を回していくと、時間がかかったり、汚れたりしてしまいがちですが、その心配がありません。メッセージを集めやすい、デザインのバリエーションが豊富と人気です。
④オンライン寄せ書き
可愛い寄せ書きが早く簡単に作れると最近人気です。寄せ書きごとに専用のアドレスが発行され、メールやSNSでシェアすると寄せ書きに参加できるという仕組みです。寄せ書きのコメントを書いてもらうために時間をとったり、催促をしたり、ペンを用意したり、デザインを選んだり、といった手間がかかりません。また遠方の方にもコメントを書いてもらえるというメリットもあります。
４．メッセージ文例
〈お世話になった先生へ〉
・〇〇先生、ご定年おめでとうございます。恩師である〇〇先生には在校中だけでなく、卒業後も大変お世話になりました。退職後も教育に携わっていかれるとのこと、とても嬉しく思います。今後も変らずご指導いただきますようお願いし、益々、お元気でご活躍されますことをお祈りいたします。
・先生に、優しく時に厳しくご指導いただけたこと、全て良い思い出です。これからもお元気で。
・先生が退職されると知った時は、とても信じられませんでした。いつも優しくご指導くださり、本当にありがとうございました。
〈お世話になった上司・先輩へ〉
・尊敬できる○○部長のような上司の下で仕事ができて、自分は本当に幸せだったと思います。○○部長が退職されるのは本当に残念で寂しくてしかたありません。でも、これからは大好きな釣りやゴルフが思う存分にできますね。どうぞお健やかにお過ごしください。ご定年、本当におめでとうございます。
・○○さん、いつもお話を聞いてくださりありがとうございました。○○さんのお話ももっとと伺いたかったです。またお会いできますように。
・お心遣い溢れるお言葉をかけてくださり、涙が出そうなくらい嬉しかったです。それらのお言葉は、私の心の中に生き続けることと思います。
５．まとめ
いかがでしたでしょうか。なかなかメッセージが思い浮かばないときは、文例を参考にして自分らしい言葉づかいにするなど、ひと工夫して書いてみてくださいね。
最近は色紙の種類も多彩になっていますので、思いを伝えられる色紙を選択して、退職する方に喜んでもらえる寄せ書きギフトになるといいですね。